ないしょばなし

 



2016.12.25
このコーナーの挿絵のページをつくりました。

● トイレットペーパー
 
トイレットペーパーの1人当たりの年間消費量はこの10年の統計では8キログラム台とほぼ横ばい。また、日本家庭紙工業会のデータでは1回あたりの平均使用量(大便時)は、シングルだと177cm、ダブルだと146cmとある。
 シングルとダブルは同じ価格が普通、シングルなら60m、ダブルなら30m。長持ちするのはシングルの方。だから、公共施設ではシングルが多い
 シングルとダブルの選ばれ方では地域によって地域差がある。シングルのシェアは全国では約33%だが、関東では約23%にとどまるが、近畿では約55%四国では約57%に達し、肌触りよりお得感が重視されているようだ。
 今のような形のロール状でミシン目が入った簡単に切れるような形が生まれたのはアメリカで1871年ダブル製品は1942年に英国で発売された。日本で一般化したのは団地など水洗便所広まった60年代のこと。
(「サザエさんをさがして」より)



● 知っていますか? はちみつは1歳未満の乳児に与えてはいけないことを。
 昨日テレビを見てる乳児にはちみつを飲ませて死亡したというニュースをしていた。へぇ~そうなんだと思いながらみた。
NETで調べると概略次のような理由だ。
 はちみつは土で育つ花の蜜が原料のため土壌菌(ボツリヌス菌の芽胞)が含まれている可能性がある。すべてのはちみつに含まれているわけではないが、全体5〜10%にボツリヌス菌の芽胞が検出されている。
1歳未満の腸はまだ未熟で短いため、ボツリヌス菌芽胞が消化管で死滅されずに吸収されてしまい、抵抗力の低い乳児の腸内で菌が増殖し便秘、麻痺、全身の筋力が低下する脱力状態などの症状が現れる『乳児ボツリヌス症』を引き起こす危険性がある。
そんな症例が1986年に初めて報告され、厚生省(当時)が1987年以降、1歳未満の乳児にはちみつを与えないよう指導しているとのことだ。

● 忖度
学校法人「森友学園」の問題で、学園への国有地の売却問題のめぐり、「忖度」という言葉が飛び交っている。
3月23日あった日本国有地特派員協会での会見で、籠池さんが「(役人が)忖度したということでしょう」と答えると、通訳は{read between the lines(行間を読む)」と忖度を訳したあと、「英語で直接言い換える言葉はない」としてこう言った。「sontaku(忖度)」。
広辞苑では「他人の心中をおしはかること」とある。
また、米ユタ大学の社会言語学が専門の東照二
さんは「自分で言い切らないで相手に推量させる。あえて言葉にしなくても価値観を共有し合っていることを示すため、忖度が良い意味でつかわれることもある」と説明している。

● 折々のことば 鷲田精一 
715
わたしは、ぬけたような青空は好みません。まるでお椀(わん)でふたをされた感じで、窮屈です。それより少し薄曇りの空がいい。
                                     熊谷守一

瑕(きず)一つない均質の生地で覆われているようで息が詰まるから?
 遠近法がきかない透明な青の深みに吸い込まれそうで不安になるから? なのに、庭に掘った深い穴の底から見上げる空は「円くぬけて」いるみたいで面白い。「人の好みって変なものですね」と自分でも言っている。「画壇の仙人」といわれた画家の言行録「蒼蠅(あおばえ)」から。

● 加藤登紀子のひらり一言
「若い」と「苦い」は似ている。
「辛い」と「幸せ」も似ている。
  反対語のようだけど、本当は隣り合わせなのね。
  「辛い」「苦しい」こそ逆転のチャンス」!!

● 自撮り棒
 「街のB級言葉図鑑」によると、「自撮り棒」は公共の注意書きに使われるなど言葉が定着しているようだ。ほかの方にお願いせずに撮影できるなかなか便利なものだがあまり好感をもてる道具ではないような気のしている。
 2010年ごろから自分の写真を撮ることを「自撮り」という言い方が増えたが、「自分撮り」「セルフィー」「自画撮り」などとの言い方もあったが2014年ごろに「自撮り」が定着したそうだ。
 その自撮りに使う伸縮可能な棒は「自撮り棒」のほかに「セルフィーステック」「セルフィー棒」「自分撮りスティック」などいろいろ言い方があったようだ。右の写真にあるような「セルカ棒」という言い方は「セルフカメラ+棒」の意味で、韓国での言い方が入ってきたものだとか。


● アホか、おまえは!
アホか、おまえは!
    人類学の研究会で


1970年代、国立民族学博物館を交点とする関西の人類学者たちの集いでは、こんな連帯(?)の罵声が飛び交ったと友人は言う。異なる地域の生活文化を知るためなら何でも食い、何でも験(ため)す、若い研究者たちの容赦なき相互批判。誰もが“とりすました学問”など無用と息巻いていた。自分をこれまで象(かたど)ってきた文化の頑迷な基盤を必死で切開し、揺さぶろうとしていた。(鷲田清一)


上のことばは「折々のことば」から。
 実は初めて大阪に勤め始めとき部内で議論していたら大阪生まれの同僚から同じ言葉を浴びせられえらく腹が立ったことを思い出した。「バカか、おまえは!」なら山口生まれの僕は腹が立たなかっただろうが・・・、今でもその時のことをよく覚えていている。


● コンニャク=お金?
 最近は連日のように大阪の森友学園の国有地売却問題がテレビ・新聞をにぎわしている。
 籠池夫妻から「紙に入った物」を鴻池議員が中身は「金なのかコンニャクなのか」、「一瞬に金だとわかった」と表現した。
 朝日にこれに関連してお金の隠語について書いてある。
永田町歴40年近い古参秘書はお金をコンニャクというか知らないとのこと。昔からよく使うのは「本」という単位で「一本」「二本」のようにいい、30年ほど前は「一本」は一千万円、今は100万円になったそうだ。
 1万円札の厚さは0.1mmなので、100万円だと約1センチ。ちなみに市販のコンニャクは1~2.5㎝程度とか。
お金の隠語は後ろめたさもあって右のような多くの隠語があるようだ。懐かしい隠語はロッキード事件のピーナツ。「ピーナツ100個」と書かれて領収書が登場、ピーナツ1個で100万円だった。


● めんどくさいという気持ちに・・・
めんどくさいという気持ちに、どうしても負けてしまうのだ。これはもう一種の犯罪……他人ではなく自分自身に対する犯罪だ。

                    穂村弘

 片づけのように、しなければとわかっていても、このままだと危ういとの予感があっても、目先のめんどくささに負け、ついに動かない。小銭を落としても、ちゃんと捜さずに「なかったこと」にしてしまう、そんな「つるんとした無感覚」は、社会との向きあい方についても言える? 歌人のエッセー集「野良猫を尊敬した日」から。
              
                       「折々のことば」 鷲田清一
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● 初の「色彩商標登録
トンボ鉛筆が消しゴムに「MONO」のケースに使っている色彩と、セブンイレブンのコンビニの看板の2件が初めて色彩の商標の登録を認めたられた
トンボ鉛筆は約半世紀、セブン―イレブン・ジャパンは約30年、それぞれの色彩を使っているという。特許庁は2015年4月、商標の登録対象を拡大し、文字やロゴマークに加え、色彩やCMなどの「音」、動画の「動き」なども登録できるようになった。だが、色だけで商品やサービスの識別が難しいことに加え、「お茶の商品に緑色」といった申請は簡単に認められないと考えていたため約500件ある色彩の出願の登録をこれまで認めていなかったが、今回の2件について、複数の色を使っているうえ、「長く使用され、認知度が高い」ことなどから、商標登録できると判断したそうだ。

● 途切れた生命の連鎖
 文部省唱歌「春の小川」は、昔、東京の渋谷付近の田園を潤していた清流をモデルにしているという。北斎の富嶽三十六景にも近くの小川を題材にした「隠田の水車」がある(隠田は現在の原宿あたり)。水しぶきを飛ばしながら勢いよく回る水車と、周りに集う人々が生き生きと描かれている。この川は現在の新宿御苑や明治神宮の湧水(ゆうすい)を水源とし、歌や絵にあるとおり、さらさら行く流れの中に、エビやメダカの群れ、あるいは子亀(北斎の版画の隅にいる)が遊ぶような、いのちあふれる場所だった。初夏にはホタルも飛び交っていたという。それが今では見る影もない。先のオリンピックを機に、東京中で河川が暗渠(あんきょ)化されて地中に封じ込められてしまったからだ

 見えなくなった流れは我々の記憶から遠ざかろうとするが、流れもまた環境から切り離されてしまうことになる。まず、太陽の光が届かない水には植物性の微生物が育たない。ついで、それを餌にする動物性プランクトンや小さな貝もいなくなる。すると貝を食べていたホタルの幼虫も生息できない。かくして生命の連鎖は途切れ、いきものは次々と退場を余儀なくされていった。これが現在の東京だ。

 次のオリンピックに向けて東京に再び流れを取り戻そうとする機運があるという。私はそこにかそけき光を求めたい。
(朝日新聞に毎週木曜日掲載の「福岡伸一の動的平衡」65より)



● 空揚げ?唐揚げ?
 テレビをみてると「空揚げ」とも「唐揚げ」とも書くがどちらが正しいのかいうようなことをテーマに放送をしていた。電子辞書で調べてみても確かに両方とも書いてある。
 NETで調べるとNHK放送文化研究所でも2010年に取り上げていて載っていた。それによるとおおむね次のようなことが書いてある。
 漢字表記は日本の史料では「空揚げ」よりも「唐揚げ」のほうが先に出現している。江戸時代に{普茶料理」(精進料理の一種)というものが中国から伝えられ、当時の日本で出された料理書には「唐揚」というものがみられるが「豆腐を小さく油で揚げ、さらに醤油と酒で煮たもの」とあり、現代の「からあげ」と直接関係があるかどうかよくわからない。
 その後明治以降になると、「虚揚」や「空揚」といった漢字表記の料理名が見られる。これは、てんぷらなどとは違って衣を付けずに揚げたもの
 戦後のテレビ放送では、最初は「から揚げ」という書き方のみを認めていた。その後1973年に国で漢字の読み方示したルールが改定され「空」という漢字を「そら」だけでなく「から」と読んでもよいことになり、「空揚げ」という書き方も認められるようになった。
 ウェブで行ったアンケートでは「空揚げ」ではなく「唐揚げ」のほうを自然だと感じる人が多く、若い世代でその傾向が強いことがわかった
「空(から)~」ということばは「空威張り・空くじ・空元気・空手形・空回り」という漢字表記を避けて「唐揚げ」に移項してゆく原動力になっているのかもしれにとも書いてある。


● 元号
 朝日の読者の投稿をもとに意見を募る「どう思いますか」のコーナーに「元号やめてしまえばどうか」という橋本さん(79歳)の投稿に対しいくつかの賛否の意見が載っていた。
 橋本さんの意見は元号を廃止し西暦一本でいけば国民の利便性は確実に高まる。特に役所関係の書類には元号しか書かれていないことが多く西暦を元号に換算したり、その逆をしたりどれほど面倒か、元号を廃止してもなにも不便ではない、という意見だ。

橋本さんの意見をもとに4人の方の意見が載っているが、このような元号存廃論の議論は戦前はタブーだったが戦後は繰り返されてきたようだ。
 存続派は伝統・文化としての重要性や数十年単位の時代表現イメージ、たとえば「昭和ひと桁」「昭和の遊び・食べ物」、時代表現ができる利便性を強調し、廃止派は西暦にそろえる利便性や天皇制への疑問などを挙げていた。

 世界のいくつかの国で元号は存在ているのかと思ったら、現在では日本にしか存在していないとのこと。中国で、紀元前2世紀つくられた建元が世界初の元号とされているがその中国でも今や使われていない
 また、ひとりの天皇の在位期間と一つの元号を一致させる「一世一元」は慶應から明治への改元に際して決めれた、非常に新しいもの。また、日本初の元号は645年の「文化」で、その後の空白期間を経て、現在の「平成」に至るまで247個の元号が1300年以上にわたって途切れることなく続いている
 実用面では西暦のみで充分、まったく元号は不要だし、お役所の書類は西暦に統一してほしいと思う。ただ、そこにも書いてあるように各時代のまとまりをつかむインデックスとしては元号はなかなかいいものだ。まあ、存続し併用するのが良いだろうと思ったりしながら読んだ。

● 准高齢者
 先日書いたように「高齢者は75歳以上」とする提言があった。
その中で「65~75歳は准高齢者」との区別が示された。提言によれば前期高齢者(65~74歳)は「高齢者の準備期」と位置づけ「准高齢者」と名付けたとのこと。
 「准」も「準」も「ジュン」と発音し、意味も「なぞらえる」{次ぐ」はほぼ同じ。いくつかの漢和辞典には本来は「准」は「準」の俗字とある。
一般の用例で見ると「準」は準会員、準公務員、準決勝、準急など広く使われる一方、「准」は准尉、准士官、准将、准教授、准看護士などやや限定的
 どうもワーキンググループの方々が学者ということもあって「准」という字になじみがあり抵抗がなかったのが「准高齢者」との命名の経緯のようだ。

 「ことばの広場」の奈良岡さんが「准」か「準」かも気になるが、この世代の人を「おじいさん」「おばあさん」と呼ぶのか「おじさん」「おばさん」と呼ぶのか、元気で若々しい人が多いのだけに悩ましいですね、書いておられた。
 ・・・そうですね~若くみられるのはいつまでもうれしいことなので「おじさん」「おばさん」呼んであげた方がいいんじゃないでしょうか。
「ことばの広場」より

● 番付表

朝日の「人生の贈りもの」に相撲の元立行司・36代木村庄之助の山崎敏廣(68)さんの話が載っていた。そのなかに相撲の番付表の作成について書いてあった。

 ――助手をしていた15年間に幕内格に昇格し、2000年、戦後6人目の番付書主任、番付の書き手になりました。かなり大きな用紙に書くんですか。

 模造紙1枚と思えばいいですよ。1段目から5段目までそれぞれの人数に応じて縦の罫線(けいせん)を鉛筆で引いて、罫と罫の間に四股(しこ)名を書き込んでいく。下書きは一切なし。間違えたら、小刀で削って修正します。印刷すると字が膨張するから、「できるだけ細く書け」と言われて、5段目の序ノ口の力士だと文字の幅は1ミリ程度です。そういう虫眼鏡が要るような字を書く筆は墨で固めて洗わない。ペン先みたいな感じですね。1日8時間ぐらい作業して10日で仕上げなくちゃいけない。納期が決められていますから。最後に2人の助手が点検してくれて、すべて終わったらクタクタでした。

――その間、自宅から一歩も出なかったとか。

 息抜きに外へ出て親方衆の誰かとばったり会って、「うちの○○の番付、何枚上がった?」とか聞かれたりしたら、厄介じゃないですか。来場所はどの部屋の誰が上がって、誰が落ちたか全部わかっているわけですから。だけど、番付発表まで絶対しゃべっちゃいけない。だから出られない。電話が鳴っても女房に応対させて、一切出ない。自宅軟禁状態ですよ。字のうまさもさることながら口の堅さ、これも書き手の条件です。

 球技の1チーム人数は なぜ奇数が多い?
 野球は1800年後半の文献で9人位置が解説されている。ラグビーも1899年に伝わった時点で15人。
 バスケットボール(5人)は1891年、米国の国際YMCAトレーニングスクールのジャームス・ネイスミスが創設した競技だが、最初は18人いた生徒を9人ずつに分けて行ったそうだ。後に50対50の試合もあったが後に体育館の広さに応じて5人、7人、9人とするルールができ、1897年に5対5になった。
サッカー(11人)やハンドボール(7人)はキーパーを置くから奇数なのかと推測できるがサッカーは12対12で試合した記録もあり、当初は人数規定もなかったようだ。新しい国内の少年サッカーは2003年から全国大会は8人制が採用されている。

確かに奇数が多いが、なぜ奇数が多いかという理由はなかなか難問で明確な答えはないようだ。
(「RE:お答えします
 より)

● 高齢者って何歳から
 一般的に65歳以上とされる高齢者の定義について日本老年学会と日本老年医学会グループが75歳以上とすべきと提言し、65歳から74歳は「准高齢者」と位置づけた。
 複数の心身の調査結果をもとに、生物学的にみる年齢は10~20年前と比べて5~10歳は若返っているとのこと。また、知的機能でも70代の平均点は10年前の60代に相当する。また、60歳以上に「高齢者は何歳以上ですか?」と意識調査をしたら「75歳以上」と答えた人が28%で15年前よりも13ポイント上がった
 グループ座長は「高齢者の定義を変えることで社会福祉などネガティブ方向に動いてほしくない」と強調しつつ「あくまでも医学・医療の立場からの提案で、国民がこれをどう利用するかは別の問題」とも話していたそうだ。
 あと5年もすれば医療福祉制度も変わるんじゃあないかなあ~・・・。。

 


 折々のことば 鷲田精一
 650
〇〇さんが、ワリー言いよったが昨日ミテタと。

                
高知あたりの言い回し

 あの人は具合が悪いと聞いていたが、昨日亡くなったそうな、を土佐弁でこう言う。
ミテルは、人が死ぬこと、物がなくなること。「満たす」の古い形で、いっぱいにするという意味だそうだ。死をこのように、終了ではなく満期と考えると、死への心がまえも変わる。
 竹村義一「土佐弁散歩」から。そういえば、しこたま酒を呑んだあとの最後の酌も「お積り」と言う。満願だ。


 カロリー制限は長寿に効果 
朝日に次のような実験結果が載っていた。
カロリー制限はやはり長寿に効果がある、とする研究結果を米国の2つの研究チームがまとめ、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
 両チームは1980年代後半からアカゲザルで実験を続けていて、効果をめぐって相反する結果を発表していたが、両チームが共同で実験データを再解析したところ、「効果あり」で結論が一致した

 2つの研究チームは米国のウィスコンシン大学と国立加齢研究所で、いずれも、好きなだけ食べさせる集団と、それよりも摂取カロリー量を3割減らした集団生存年数などを比較する実験をしているが、大学は2009年と14年に「効果あり」、研究所は12年に「効果はなかった」と発表していた。

 今回、両チームで15年7月までの互いの実験を比べると、カロリー制限を始めた年齢が大学は大人の7~15歳なのに対し、研究所は1~23歳と幅広かった。このため、研究所のデータについて、実験開始時の年齢を若年(1~14歳)と中高年(16~23歳)に分けて改めて解析すると、若年でカロリー制限を始めた場合は寿命が延びる効果はみられなかったが、中高年で始めた場合は効果がみられ、特にオスは平均寿命の推計が全体よりも9歳ほど長い約35歳だった

 また、両チームの解剖データを調べたところ、開始年齢や性別にかかわらず、カロリー制限をしたグループのほうが、がんの発生率が15~20%ほど低かった。糖尿病や脳卒中など加齢に伴う病気も、より遅く発症していた

いずれにしろ歳をとればあまり食べない方が良いということのようだ。


● 大関稀勢の里 優勝し横綱に
 この冬の寒い時期テレビでの相撲放送が楽しみだった。今回もまた負けて横綱にならないんじゃないのかなあと思っていた稀勢の里が千秋楽で白鵬に勝ち14勝1敗で初優勝し、やっと横綱に昇進した。
 「天声人語」によると、大関稀勢の里のしこ名は「まれな勢いで「駆け上がれ」との願いをこめて師匠の故・鳴戸親方(元横綱隆の里)が命名した。
 希でなく稀をあてたのは、のぎへんが穀物を指すことによる。
五穀豊穣を祈るまつりごとが源流の相撲にはふさわしい、と書いている。

● 
 猫はいまや癒し系の代表格、高齢化社会もあって犬のように散歩などの手間がかからないこともあって人気のようだ。
 猫の先祖は中東の砂漠などで生息していたリビアヤマネコで、小動物や昆虫などを捕って食べていた。それが穀物地帯の古代エジプトで、倉庫のネズミを退治する家畜として人間との共生が始まった。日本には奈良時代から平安時代に中国から船で運ばれてきたという説が有力だ。
 現在、猫の種類は40~80種いるが犬の約300種と比べると少ない。これは猫の用途はネズミを捕ることだけということもあって、愛玩用としての見た目の品種改良しかされなかったため。そのため大型猫も存在しない。
 猫の特徴は肉食、そのため消化に必要な腸の長さは体長の約4倍しかない。ちなみに草食の羊の腸は体長の約25倍、雑食の人間の腸は10倍の長さだ。
 猫の味の好みは海外の論文では羊、牛、馬、豚、鳥と続き最後は魚だったそうだ。日本での猫の魚好きイメージはサザエさんの「♪お魚くわえたどら猫」が広く浸透したためじゃあないかとの説もある。また、ハンターとしての先祖の能力のな残りもあり、後ろ脚は最大時速50キロで走れ、体長の約5倍」の高さのジャンプが可能。



● ペット 犬は減少、猫は横ばい
ペットフード協会の調査によると、飼い犬は2011年の1194万匹をピークに減少傾向が続き2015年には
992万匹と1千万匹を割り込んだ。
一方、猫の方は横ばいが続き、同年は987万匹と犬に迫る勢い。
その原因は単身や高齢の世帯が増加していて、散歩などの手間がかかる犬よりも猫の方が選ばれるのではないとのこと。また、猫の寿命は15.
75歳で年々延びているそうだ。


● 大吉の次は「吉」?「中吉」?
 初詣の時期は過ぎたが、お正月の新聞に上のようなタイトルで記事が載っていたので載せておきます。
 大吉が一番よいというのはわかるが、2番目以降はどうなっているのかということだが、神社やお寺で違うようだ。
 成田山新勝寺(千葉)や浅草寺(東京)などは大吉の次は「吉」、神田明神(東京)や石清水八幡宮(京都府八幡市)などは中吉を「吉の半分」と位置づけて、吉の下に置く。
また、平安神宮では
大吉、中吉、小吉、末吉、吉の5種類だが順番はなしとのこと。大阪の住吉大社は大吉中吉→小吉→凶→大凶。
 おみくじを考え出したのは比叡山延暦寺の中興の祖と言われる10世紀の僧、良源。良源を信仰する僧の天海が夢枕で「くじを再び世にだし、人々を救いなさい」と良源に告げられ、広めたと伝えられる。
 ちなみに関東のあるお寺では、100本中に大吉が17本、2番目の吉が35本、もっとも良くない凶が30本、その他が18本。多くの神社は公表してないようだが割合は社寺によって異なるようだ。

 折々のことば 鷲田精一 635
背に腹は代えられぬ
              言い習わし


 せっぱつまったとき、自分を守るため二の次とすることになってもやむをえないと人は言う。
 背が内臓を護る人体の外壁だとすれば、腹は、いのちを養うその臓器を包む内側。が、ほかの生き物なら他に対してまずはひた隠しにするその柔い<内>をたがいに触れあわせる習慣をもヒト社会は育んできた。
 抱擁と握手。「胸を開いて」「腹を割って」。そう、信頼という文化を。


 しこ名の「の」「ノ」「乃」 どう決める?
 初場所がはじまりましたね。最近は遠藤のように苗字をしこ名にしてる力士もみかける。力士のしこ名を決めるのは所属する部屋の親方や後援者がほとんど。
しこ名に関する規定はなく、唯一の条件は現役で重複しないことだ。
 現役力士は現在、約650人いて、そのうち、しこ名の真ん中部分でつなぐ役目をもち、「の」と発音する「の」「ノ」「乃」を使っている力士は1割程度で80人ほど。「ノ」が36と一番多く、「の」が29、「乃」17。
 過去で有名なのは、1990年代に若貴フィーバーを巻き起こした「若乃花」と「貴乃花」。ともに大関時代の1994年九州場所から「ノ」を「乃」に改めた。改名を決めた元大関貴ノ花の故二子山親方は当時。「2人ともすでに(実力で)私を超えている。さらに頑張ってもらうよう、字体のしっかりした『乃』を選んだ」と理由を説明していた。
(Re;お答えします・朝日より)


● 折々のことば 
鷲田精一 624
Happy New Ears

             
英語の語呂合わせ

今年こそ耳の人になろう。長く
圧し殺されてきた声、出かけては呑み込まれた声、ぼそっと漏らされた短すぎる声、恐る恐る絞り出されたくぐもった声、今にも途切れそうな声。それらにじっと耳を傾けられる人に。「聡明」には耳がある。「省庁」にも。そこは天の声。民の語を聴く場所だった。その声を最もよく聴く人が「聖」。天声人語(vox populi vox dei)は
「民の聲は神の聲」という意味。


● あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
パソコンの調子が悪いことに加え目が悪い僕には画面が小さくてこのコーナーに書くことも少なくなりました。とはいえ今年もぼちぼちとのんびりと続けようとおもいますのでよろしくおねがいします。
上の絵は表紙絵同様に「雪が降る」シリーズで、上の絵も昭和の小樽運河を写真集を見ながら雪を降らせて遊んでいるものです。


● 加藤登紀子のひらり一言
頼りになるけど、きついのは女。
あほやけど、かわいいのは男。

     
(神奈川県 大久保祥子 64)

「女は度胸、男は愛嬌」ですね?!
確かにそっちの方が当たっているかも。男の優しさ、可愛さ、大事にしよう!



 「年の瀬」の瀬とは?
年の瀬が迫ってきた。年の瀬は「年の暮れ、年末、歳末」を指す言葉だが、なぜ「瀬」を使うのか?
「瀬」は川の流れに由来し、国土交通省の河川用語集には「流れが速く浅い場所を瀬、流れが穏やかで深いところを淵と呼ぶ」とある。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」なら、、急流にのまれ、助からないと思い定めた末、窮地を脱するような場所に至ることをいう。
瀬戸」は陸地や山に挟まれて海峡や谷を指す。
古くは「狭門と書いた。「瀬戸際」は海峡と外海の境。
逢瀬」は川の流れの出会いを指すことから、男女が人目をしのんで会う機会。公然と会えないからこそ時間の過ぎるのが速く感じられたことだろう。
崇徳院の「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」も流れの速い川に例えて未来の逢瀬をうたっている。
 このように「瀬」は時の流れの速さも連想させるた。「年の瀬」は一年最後の一番忙しい時期を呼ぶようになった


 折々のことば  
鷲田誠一 581
うらを見せおもてを見せて散るもみぢ
                      良寛

 華やかな一色に染まり、盛りとともに風に吹かれてさっと散る、その散り際がよしと愛でられる桜よりも、寒空に散るもみぢを好む人は多い。
 傷跡もふくめ、風雨に晒されてきたその姿をまだらに染めつつ、一葉一葉、そっと枝から離れる。陽のほうを向かなかった裏までぽっと染めて、澄んだ冷気に微かなほてりを与える。
 幼子たちとよく戯れた江戸後期の僧侶の辞世の一句。


● 災害時のシート なぜブルーなの?
地震や暴風などで被害を受けた時の応急処置の屋根はブルーシートでイエローやブラックはない。
シート製造大手の萩原工業によると、ブルーシートはポリエチレンを主原料とする合成樹脂繊維を加工して作られている。農業向けなどの銀色や迷彩色もあるが定番は青色。
1960年代はオレンジ色が主流だった。ただその顔料に有害な成分が含まれているという話が業界で広まり70年代にシートメーカーや顔料メーカーで話し合って業界としては青色に統一した。
青が選ばれたのは紫外線による劣化が進みにくいこと、顔料の安さ、さわやかなイメージとのこと。

(161220)


● 加藤登紀子のひらり一言
国家、国民、平和・・・・・二文字熟語は硬くて怖い。
国、民、和。一文字には愛がある。

日本の土壌に生まれた言葉、だから?絵が見える。心が通い合う。
政治も政(まつりごと)と言い換えてみようよ。
(161219)

● 四苦八苦の日々
最近はパソコンの悪さに慣れてきてあまりいらいらしなくなったがそれでもこのページ作りには苦労している。特に転送の手順がうまく行かず苦労している。
こうなればのんびりと取り組むしかないが、スケッチの方も疎かになるのが困る。
とにかくお見苦しいこともあると思いますがよろしくお願いします。


● やっと再開したと思ったら
やっと転送できるようになったと思ったら、画像も文字も転送できない。なぜかわからず試行錯誤中です。お見苦しいものですが時に立ち寄ってください。(
161208

● やっと再開
パソコンがダウンし、パソコンを買い替え、データを取り込んだりしていて、このページを作成するのもほぼ1ヶ月のお休みだった。
そうなると画像はどう取り込んだか?サイズはいくらで作っていたのか?さっぱり忘れてしまった。そんなことでこのないしょばなしの作成に苦労している。日常的だった作業も1ヶ月経つとさっぱり忘れてしまった。
ぼけがはじまったなあとしみじみと思う。
2016.12.06 記)
・・・・と思ったら上の新しいないしょの絵にバツ印がついている
・・・う~んわからない??!

● 11月11日は何の日?
テレビを観てると今日11月11日は中国では「独身の日」とのことだ。11月11日は1111、漢数字では十一十一なのできっと多いだろうなあと思って調べると日本記念日協会認定の記念日は10月10日に次いで多いそうだ。ちなみに、豚まんの日、ポッキー&プリッツの日、靴下の日、下駄の日、公共建築の日などなど、ひまな人はウィキペディアでも
調べてみてください。


● 2千円札はどうなっているの?
 2千円札、昔一度手元で見たことがあるがその後はまったく手元には入らない。
 2千円札は2000年に沖縄サミットをきっかけに発行され、表面に首里城の守礼門が描かれていて肖像画のない紙幣として話題になった。
 ところが、今年9月末で出回っているのは1億枚ほど、流通の一番多い1万円札の約89億枚と比べるとその差は歴然。
ただ、今でも沖縄県ではわりとつかわれていて、地元の琉球銀行では優先的に引き出す機能のあるATMが県内に約170台ある。
 財務省と日銀では今年5月に2千円札の積極的は使用を求めたそうだ。海外では20ドル、20ユーロ、20元など「2」を単位とするお札が珍しくなく、増加する外国人旅行者が両替する際にもっと渡していほしいとの考えがあるためのようだ。



● メールの本文がない-2
パソコンが苦手ということと、理解力不足もあって依然受信メールの本文が表示されない。いろいろ調べると、ウインドウズ10とWLメールと馴染みが悪いようだ。どうもWLメールからOutlookに変えさせるマイクロソフトの戦略なのかもしれないと勘ぐってしまう。
まあとにかく今は、送信はWLメールで、受信はW10でやっているが何とも不便。
パソコンの前に座って試みているが、無知と記憶力の減少を感じている日々だ。


● メールの本文がない!
先日からメール(WindowsLiveメール)を開くと本文が真っ白(空白)、(写真はあるがATT・・、eファイルがついている。)!
NETで調べていろいろ試みたがどうにもならない。W10に替えたのでそのメールを使っているがアドレスリストがないし、使い方がわからない!
ああ!困った困った!



● セレモニーホール
B級言葉図鑑で最近よく見かける「セレモニーホール」を取り上げている。
「セレモニーceremony」は儀式、式典、祭典。始業式、起工式、成人式、結婚式などが思い浮かぶがセレモニーホールではこれらの儀式は行わない。行うのは葬式や告別式など、つまり葬儀場だ。
 その中に書いてあるように人の死に関する言葉は「隠れる」「はかなくなる」「土に還る」など婉曲表現が多い。「セレモニー」も葬儀やそれを表す意味の広いの「セレモニー」という外国語を使って対象をぼかした表現が生まれたようだ。


● 年賀状 2日に配達しなくなるわけ
来年からは1月2日には年賀状を配達しなくなるそうだ。
1月2日に年賀状を配達するようになったのは民営化の前の2005年にサービス向上のために始まった。
しかし、2日の配達は正社員がが中心で休日出勤になり人件費などが10億円かかる。
また、今年の三が日に配られた年賀状のうち85.7%は元旦に配られ2日は7.5%で1世帯あたり2.7枚。また、仕分け機の増強や性能の向上で元旦配達は05年の83.2%から2.5ポイント増え、2日は1.1ポイント減少している。
速達や書留や小包などは2日にもちゃんと配達されるそうなので社員もほんの少しお正月を味わうのもいいんじゃあないでしょうか。


● カーボンインク
悠彩会展での質問で多いのが筆記用具だ。絵を描いておられる方が多いので筆記用具や紙が気になるようだ。
鉛筆はステッドラーの8B、インクは耐水性のインク、おすすめはプラチナのカーボンインク。(1500円)

プラチナのHPには「
発売 2001年5月、当時好評だった顔料の『カーボンインク』が今でも最も黒色が濃くでていることもあり 漫画家や漫画愛好家が、現行のカートリッジを分解して壜にためて使用されているという声が多く、ボトルタイプとして製作したのがはじまりです。」と書いてある。
耐水性なのでにじまないので水彩スケッチの筆記用具としてもよい。万年筆の中で固まる可能性があるかもしれないと思って僕は事前に補充して使っているが、今まで固まったことはない。